
インターネットの進化、ITの普及に伴い、今ではインターネット上からでも仕事の受注・発注が気軽に行える便利な時代となりました。
そして、これらをいっそう促進させてくれたのが「クラウドソーシング(サイト)」の存在です。
クラウドソーシングサイトを経由して仕事の受注・発注を行うことで、サイトが仲介を行ってくれるため、インターネットでのやり取りにありがちなお金のトラブル等も減るようになりました。
そのため、誰でも安心してWeb上の仕事に取りかかれるようになったと言えるでしょう。
しかーし!!!

必ずしも良いことばかりではなく、インターネット上のやり取りで決まって挙げられるデメリットがあります。
それが「クライアントとのトラブル」ではないでしょうか。
インターネット上で顔が見えない相手というのもあり、中には非常識極まりない態度を取ってくるクライアントさんがいるのも事実です。
私もWebライターをやっていますが、ぶっちゃけ「めんどくさい人だな」とか「この人頭おかしいんじゃないの?w」と思ってしまうほどの人と当たったことがあります。
最近では、こういったクライアントと当たることはあんまりないですが、他のクラウドワーカーさんには私と同じ被害を受けて欲しくないと思っております。
そこで今回は、私が実際に遭遇した悪質なクライアントこと「モンスタークライアント」とのエピソードをお話いたします。
また、「モンスタークライアントと遭遇してしまった場合の対処法」および「トラブルを未然に防ぐ方法」も伝授いたします。
クラウドソーシング未経験・初心者の方はもちろん、現役クラウドワーカーさんの方も、ぜひ読んでみてください。
※ただ、今回の内容、所々で素の口調が出ております。暴言に近い表現もありますので、苦手な方はブラウザバックすることをおすすめいたしますm(_ _)m
それでは最後までよろしくお願いいたします!
■目次
- 1 クラウドワーカー要注意!クラウドソーシングに実際いたモンスタークライアント13選!
- 1.1 エントリーNo.1:あの、忘れていませんか?返事をいつまでもくれない
- 1.2 エントリーNo.2:ただの非常識!質問しておきながら返信したら無視
- 1.3 エントリーNo.3:俺ルール発動!マニュアルの内容が超絶細かい
- 1.4 エントリーNo.4:自己中心的!全体的な修正をやらせる
- 1.5 エントリーNo.5:自分の好み以外が全てNG!凄く細かい点まで修正要求をしてくる
- 1.6 エントリーNo.6:あなたは何様?勝手に低単価で交渉してくる
- 1.7 エントリーNo.7:日本語が通用しない?会話をする気がない
- 1.8 エントリーNo.8:モンスタークライアントの代名詞!料金を払おうとしない
- 1.9 エントリーNo.9:ありがた迷惑!上から目線なアドバイス
- 1.10 エントリーNo.10:超激安!?アホみたいな単価で発注を行っている
- 1.11 エントリーNo.11:夫婦喧嘩の八つ当たりをしてくる
- 1.12 エントリーNo.12:絶対ルールを平気で無視①!無言購入
- 1.13 エントリーNo.13:絶対ルールを平気で無視②!取引開始後にキャンセルを要求
- 2 モンスタークライアントの対処法を解説
- 3 基本的には良いクライアントがほとんど!
- 4 まとめ
クラウドワーカー要注意!クラウドソーシングに実際いたモンスタークライアント13選!
改めて説明しておきますと、今回お話するモンスタークライアントというのは、以下の特徴に該当する人です。
- 理不尽な要求を押し付ける人
- 意味不明な言動を取ってくる人
- サイトの規約に引っかかる行為を平然と行う人
- その他、クラウドワーカーを困らせるような行動を取ってくる人
では、早速紹介していきたいと思います!
私がWebライターとして活動しているため、途中いくつか出る事例はライティングの仕事で例えてお話させて頂きます。予めご了承ください。
エントリーNo.1:あの、忘れていませんか?返事をいつまでもくれない
取引を行う以上、ワーカーとクライアントのやり取りは必然となってきます。
しかし、中には何日経っても全然返事をくれない人がいます。

しかも、メッセージには既読マークが付いていて、その人の最終ログイン経歴を調べても「1時間以内」とか、その人が随時INしていることは確かなんですよw
「ログインしているなら返信してよーーー(泣)」、と思います(_ _)
どちらにせよ、ログイン経歴関係無しに、お金が発生するやり取りを行っているわけですから、遅くても3日以内には返信してほしいところです。
それか、どうしても確認に時間が掛かるなら、せめて「現在忙しいので確認に3日ほどお時間をください」といった感じに、一言入れるのがマナーではないでしょうか。
ログインする余裕があるなら尚更です。
エントリーNo.2:ただの非常識!質問しておきながら返信したら無視
これは主に取引を行う前の段階である話です。
クライアントさんから事前相談(契約前)で「お仕事の依頼を考えているので詳細を教えて頂いてもよろしいでしょうか?」、という感じにメッセージを頂くんですね。
そして、自分も「依頼のご相談ありがとうございます!私の仕事ですが・・・(以下略)」と詳細を記載し
締めで「このような感じになりますが、いかがでしょうか?どうぞご検討よろしくお願いいたします!」と返信をします。
しかし・・・


こんな感じに、向こうから相談してきたにも関わらず、こちらが返信をしたら無視という有り様です。
もちろん、合う合わないはあるので、断るなら断るで問題ありません。
ただ、そっちが質問してきたわけですから、依頼する気がないのであれば・・・
- 「ご回答ありがとうございます。ただ、私が思っていたサービス内容と違っていたので、今回は保留にさせてください」
- 「ご回答ありがとうございます。詳細の件、承知いたしました。一度検討したいので正式に依頼する事になりましたら、またこちらから連絡させて頂きますね」
・・・など、一言お断りのメッセージを入れるのが筋だと思います。
中でも悪質だったのが、何回にも渡って質問を送っておきながら、最後はスルーされたというオチですね。
こちらは、1つ1つの質問に対し、丁寧に返信したつもりでしたが・・・(^^;

別に私は依頼を強制することはありませんし、断るなら断ってくれたほうがスッキリします。
無視されるほうがよっぽど腹立ちます。

エントリーNo.3:俺ルール発動!マニュアルの内容が超絶細かい
クライアントさんの中には、仕事に取りかかる前にマニュアルを渡してくる人もいます。
ただ、そのマニュアルが凄く細かいのです。
私が体験した例ですと、資料が2つ、1つにつき50ページ近くに渡って細かい内容がズラリと書かれていましたね(^^;
そして、マニュアルの内容に少しでも反すれば、修正を喰らうというww
こんなに細かく指定されたら、ルールを把握するだけで丸1日潰れてしまいます。
当然マニュアルを把握したからといって報酬が増える訳ではないので、時間だけが無駄になってしまうのです。
クライアントの立場からすれば自分好みのテイストにしたいんでしょうけど、あんまり細かく指定されると、ワーカーとしては非常にやりづらいですね。

ですので、募集要項に「マニュアル用意」と書いてある案件は、大体数十ページはあると思ってくださいw
加えて、マニュアル用意と書かれている案件には、手を出さないことをおすすめいたします。
エントリーNo.4:自己中心的!全体的な修正をやらせる
これは、モンスタークライアントが取る行動の代名詞といっても過言ではありません。
納品された作品が少しでも気に入らなかったら、平気で全修正をやらせてくるというパターンですね。
修正料金をくれれば話は別ですが、中には屁理屈を並べて願なに修正料金を払おうとしないクライアントもいます。
私もライティングで同じ経験をしたことがあります。
中でも酷かったのは、クライアントが私に対し「やり方はそちらにお任せしておきます!」と言っておきながら、いざ納品したら・・・
「すみません、自分が言っていたのはこういうイメージでして…。すみません、全部やり直してもらえますか?」←3回ほど復唱してくださいw
「は?」
この時、軽く〇意を抱きましたwww



私も心配だったものですから、作業に取り掛かる前に「〇〇な構成で進めていきますが、よろしいでしょうか?」と確認を行いました。
そして、向こうもそれを確認した上で「お任せします」と言ったのです。

こればかりは、クライアントのわがままと言わざるを得ません。
ホント「マジでふざけるなこのヤロー!!」です。
ただ、このクライアントさんには何回かお世話になっていたので、その時は特別に無料で修正対応をしましたが、それ以降取引は行っていません。
エントリーNo.5:自分の好み以外が全てNG!凄く細かい点まで修正要求をしてくる
先ほどの内容が全体修正に加えて、こちらは何回にも渡って修正依頼をかけてくる人の事を指します。
完成した記事の納品後、何ページにも渡る資料を添付してきて、赤字にて・・・
- ここは削除してください
- ここは〇〇ではなく、△△な書き方をしてください
- ここはどうしてこうなるんですか?
- 引用はしないでください
・・・など、とにかく修正が多いことこの上ないww
特に「ここは〇〇ではなく、△△な書き方をしてください」の項目は、超絶細かかったですね(^^;
例えば、「読者ターゲット→ターゲット読者」、「ですので→ですから」など、とにかく細かいの一言に限ります。
今思うと、自分のテイストにとことん拘る人だったんだな~と思っています。
そして、このクライアントさんとも、もちろん事前打ち合わせを行った後でのお話です。
しかも、向こうから事前の打ち合わせを行いたいと言っておきながら、これです。
もちろん、私にも多少なりとミスはありましたので、その点は反省しています。
ただ、いくら何でも細かすぎるというか、あそこまで細かい修正を要求されたのは初めてでした(笑)
結果、3,4回ぐらい修正をやった気がします。
実質全体的な修正でしたねw

そこまで細かい拘りがあるのなら、最初に言って欲しかったのが本音でした。
また、あんまり修正依頼を投げかけてくるものですから、「文章を参考にしたいので、運営されているサイト(サンプル)を見せて頂けますか?」と質問したら、、、
「サイトは見せたくありません。勘弁してください。」と言い返される始末(笑)
「サンプルを見せる気がないんなら、細かい要求すんなや(怒)」と心の中で軽くキレました←
とはいえ私も、その方との取引で十分に反省しました。
以降のクライアントさんには、「私の文章テイストは〇〇な感じになりますので、細かい修正はご遠慮願います」、と事前に伝えるようにしています(^^;
ちなみに、そのクライアントさんですが、後々調べてみたら他のワーカーさんとのやり取りでも色々とトラブルを起こしていたことが判明。
これを見て察しは付きましたね(苦笑)
エントリーNo.6:あなたは何様?勝手に低単価で交渉してくる
「1文字0.5円で受けてください」、と勝手に単価を決めて交渉してくる人も少なくはありません。


「1文字1円」や「1文字2円」など、高い単価で交渉してくるなら、まだ許せるんですよ。
ただ、直接相談しておきながら、勝手に単価(しかも低単価)を決めて交渉してくるのが、個人的には癪でした(^^;
これが初心者の時なら、まだ良かったかも知れません。
しかし、この時の私は結構実績を積み重ねていたものでしたから、低単価での交渉に軽くイラつきましたw
最近ですと、「1000円で800字を2記事書いてください」という相談がありましたね。

1つ言っていいですか?
「今すぐ出直してこい」
以上です←
エントリーNo.7:日本語が通用しない?会話をする気がない
質問の意図を理解していないのか、はたまた嫌がらせなのか分かりませんが、過去に日本語の通用しないクライアントさんと出会ったことがあります。
「記事作成を依頼したいのですが」という相談があったものですから、
こちらが「どういった内容をご希望ですか?狙いたいキーワードを教えて頂いてもよろしいでしょうか?」って聞くんですよ。
すると、相手は謎の長文を引用してきて、その引用文のみを送信してきました。
当然本人の言葉が無いから、私に何を伝えたいのかサッパリ分かりません。
実際この時の私は、完全に頭の中が?で埋まっていました。
何を持って謎の長文を引用しようという考えに至ったのか・・・。
その真実は未だに分かりません。
「会話をまともに行う気すらない失礼な人」ということで、モンスタークライアントの一覧に入れておきました。
エントリーNo.8:モンスタークライアントの代名詞!料金を払おうとしない
そのままの意味です。
ずっこい性格なのか分かりませんが、中には料金を支払おうとせずに契約解除を要求してくる人もいます。
ですが、契約解除だけは絶対に行ってはいけません。
なぜなら、契約解除をしてしまうと、運営の仲介役割が無くなってしまうからです。
つまり、相手に逃げられてしまいます。
ですから、相手が何を言おうとお金を受け取るまでは絶対に契約解除は行わないようにしましょう。
話し合いだけで解決しないようでしたら、それこそ運営の出番です。
運営に問い合わせれば、お金のトラブルは基本的に解決してくれます。
ただ、クライアントが掲示したルールを守らずに納品を行うなど、ワーカーにも非がある場合は相手を責めることはできませんからね。
相手が掲示したルールを守っていることが大前提ですので。
エントリーNo.9:ありがた迷惑!上から目線なアドバイス
クライアントさんの中には、たまに修正をお願いしてくる方もいます。
例えば、「ここは〇〇にしたほうがいいんじゃないでしょうか?」や「ここは△△な感じに直して頂けるとありがたいです」などといった感じですね。
別に修正をお願いしてくること自体に対しては何ら不満はありません。
クライアントさんが指摘してくれることで、私自身新しい発見を見つけられることがあります。
ただ、過去に一度・・・
「ここは〇〇にしたほうがいいですよ」、と何か軽く上から目線な言い方をしてきた方がいました。
しかも、この指摘に対しては、文法やリサーチした情報に間違いがあったわけではありません。


余ほど自分好みのテイストにしてほしかったのか、指摘というより「教えてやったぞ感」が丸出しな言い方でしたね。
先ほども話した通り、間違いや疑問点などの意見は真摯に受け止めます。
ですが、文章のテイストなど細かい部分は、クライアントさんごとに好みがあるものですから、正解な書き方はありません。
そのため、私の場合、まずは自分なりのやり方で執筆し、気に入らない点があったら修正に応じるというスタンスで行っております。
それなのに、まるで初心者に物を教えるような言い方をされた時は、軽く不愉快な思いをしましたね。
ワーカーはワーカーであって、クライアントの生徒や部下ではありません。
エントリーNo.10:超激安!?アホみたいな単価で発注を行っている
ライティングのお話になるのですが、ランサーズやクラウドワークスの案件を見ていると、「2000字で50円」というアホみたいに安い金額で募集している案件をよく見かけます。

最早単価と言えないレベルです。
通常ライターの単価は、安くても0.5円が相場だと言われております。
つまり、初心者でも0.5円の単価から始める分に問題ないことを意味します。
これは実際にランサーズの品質向上委員会が発表している内容です。
にも関わらず、平然と安い単価で発注する人は、増加をたどる一方。
対応しないサイトもどうかと思うけど、クラウドソーシングが公表している相場を平然と無視して、アホみたいな単価で発注する人の神経を疑います。
0.3円とかならまだ良いとしても、0.025円とかあり得ない・・・。
どんだけ金をケチりたいんだ(怒)
ライティングに限った話ではありませんが、あまりにも安い単価の案件は無視一択。
ワーカーさんは、クライアントさんの奴隷ではありません。
そして、ワーカーさんも、もっと自分の実力に自信を持って大丈夫です!
ちなみに、2000字で50円の案件に関する内容は、下記記事にまとめてあります。お時間のある方は、読んでみてください!
エントリーNo.11:夫婦喧嘩の八つ当たりをしてくる
これは、あるクライアントさんとのやり取りです。
不明な点があったので、私が「ここはいかがいたしましょうか?(内容は簡略しています)」という質問を送ったのですが、驚愕の返信内容が・・・
その内容は、「まさか、ここまでお話が通用しない人だとは思いませんでした」というものでした。
「はい?」
何が何だかサッパリ分かりませんでした。
私は意味が分からなかったので、改めてその人に「すみません、何か気に障る発言でもしましたか?」と返信を送りました。
すると、その人から「すみません、夫婦喧嘩をしてしまったものでして・・。不快な思いをさせて申し訳ございません」
その人は、どうやら旦那さんと喧嘩したらしく、私に送ってきた怒りの言葉も私にではなく旦那さんに向けた言葉だったとの事です。


旦那さんに直接言えばいいことを何故私とのやり取りで言ってくるのか??
もうこれ完全にただの八つ当たりというww
少し冷たい言い方にはなりますが、夫婦喧嘩するのは勝手だけど八つ当たりは止めて欲しいといったところですね(^^;
その後は何だかんだ無事にやり取りを終えましたが、取引相手に八つ当たりをしてくる行為は非常識と言わざるを得ません。
ですから、モンスターの一覧に入れておきました。
もっとも、こんな経験をしたのは恐らく私ぐらいかと思います(笑)
エントリーNo.12:絶対ルールを平気で無視①!無言購入
これはココナラでの話になります。
ココナラは他のクラウドソーシングサイトと違って、自分のスキル(サービス)を出品するというやり方になります。
そして、クライアントさんに購入頂ければ、やり取りが始まっていくという感じですね。
要はメルカリのスキルバージョンだと思って頂ければ構いません。
ココナラでは、ワーカーを出品者、クライアントを購入者と呼びます。
そんなココナラですが、私の場合、プロフィールページやサービスページに「購入前に必ずDMでご相談ください」と一言記載させて頂いております。
なぜなら、購入後のトラブルを避けたいからですね。
しかし、プロフィールページを全く読んでいないのか、絶対ルールを平気で破ってくる人も稀にいます。
そして、案の定、サービス内容に書いていない内容を平然と要求するなど、非常識な行動を取ってきます。
無言購入だけなら良いとしても、結局トラブルの発生に繋がってしまうわけです。
そうなると、モンスタークライアントに認定せざるを得ません・・・。
エントリーNo.13:絶対ルールを平気で無視②!取引開始後にキャンセルを要求
これまたココナラでのお話です。
ココナラでは、取引を途中キャンセルする事も可能なのですが、私は原則キャンセルは受け付けていません。
なぜなら、キャンセルすることでココナラの実績に大きく影響してくるからです。
ですので、私は取引開始前に必ず「購入後のキャンセルだけは止めてくださいね」と釘を刺す形で購入者さんに伝えています。
ところが、過去にそのルールを破った人が1人いました。
その方は、「急ぎで記事が欲しいです」という相談を私に持ち掛けてきました。
ただ、私はその時、別の方の案件に対応していたため、
「すみません、現在別の方に対応しているので、即納対応は難しいです」と伝えました。
しかし、他に相手がいなかったのか、その方は「どうしてもヌメっち(ココナラでの名前)さんにお願いしたいのです。何とかなりませんか?」と言ってきました。
私としてもなるべく要望に応えたかったため、「分かりました。現在取引を行っている方に相談してみますので、少しお待ちください」と伝えます。
そして、取引していた方がOKを出してくれたため、私はその方の案件を引き受けることにしました。
しかし・・・
取引が始まって1時間もしない頃だろうか。
「すみません、キャンセルをお願いしたいのですがよろしいでしょうか?」というメッセージが届きました。
まさかのキャンセル要求です。
自分は「キャンセルはできないと伝えたはずです」と言ったのですが、その方はどうしてもキャンセルして欲しいと言ってくるものですから、仕方なくキャンセルを受け付ける事に・・・。
正直、この人には不愉快の域を越えるほどイラつきました。
非常識この上ありません。


言い方悪いのは十分承知ですが、人に平気で迷惑をかける人間には強い不快感を抱くばかりです。
モンスタークライアントの対処法を解説
ここまではモンスタークライアントの紹介をしてきましたが、当時の私は経験が浅かったこともあり、対応には苦労させられました。
しかし、多くの経験を積んだことで対処法を習得し、今では比較的平和に仕事をさせて頂いております。
今からお話する内容をマスター頂くことで、クラウドワーカー初心者の方でも、モンスタークライアントとの遭遇率・トラブルの発生率を大幅に下げられます。


大事な内容はプロフィールに明記
どのクラウドソーシングサイトにも、絶対にあなたのプロフィールページというのはあります。
そして、このプロフィールページは当然クライアントさんもチェックしてくれます。
ですので、プロフィールには、あなたが仕事を行う上でのやり方は注意点をきちんと記載しておきましょう。
例えば・・・
- 全体的な修正は受け付けていませんので、予めご了承ください
- 取引中の返信は3日以内に頂くようお願いいたします
- 私の得意分野は〇〇です
- △△には対応していません
・・・などですね。
プロフィール文に記載しておけば、後で何か起きても「プロフィール文にちゃんと書いてあります」といった感じに、言い訳ができます。
少し面倒かも知れませんが、プロフィール文は必ず記載しておきましょう。
重要な事は取引前に必ず伝える
プロフィールだけだと心配な方は、契約を行う前のメッセージで一言伝えておくのもアリです。
というより、絶対そうすることをおすすめいたします。
直接確認を取って相手から了承をもらえれば、それこそ確実です。
取引を行う上で絶対に守って欲しいルールは、釘を刺すぐらいのつもりで伝えておきましょう。
それで無視されるのであれば、相手はルールを守る気がないことを意味するので、そういった方とは取引しないことをおすすめいたします。


相手のプロフィールに書いてある評価を見る
ワーカーのみならず、クライアントにもプロフィールはあります。
そして、同時に注目すべき部分が評価ですね。
ランサーズやクラウドワークスには、やり取り終了後にワーカーとクライアントがお互いに評価することができます。
☆1~☆5とあるのですが、星の数字が大きいほど高い評価である事を意味します。
つまり、☆5が一番良い評価です。
そうなれば、後は何が言いたいか分かりますよね?
プロフィールを見て、☆5の数が多いクライアントさんは信用できて、☆1や☆2の多いクライアントさんは信用できないという事です。
ですから、事前対策が可能という事ですね。
また、評価には☆を付けるだけではなく、コメントを入力することもできます。
例えば、「ありがとうございました。気持ちの良い取引を行えました」や「連絡が遅くてやり取りしづらかったです」などです。
過去に取引を行った人のコメントを見れば、大方のイメージは付きます。
もし、「この人危険そうだな~」と感じた際は、何かしら理由を作って断ってしまえば良いのです。
後でトラブルが起きたら元も子もありません。
どうしても対応に困る場合は運営の力を借りよう
例によっては、どうしても個人間だと解決できない場合もあります。
そうした場合、全てを牛耳る運営の力を借りましょう。
クラウドソーシングサイトにおいて、運営の存在は絶対です。
取引を行っている状態なら運営の介入が可能ですので、クライアントとの間で発生したトラブルの内容をきちんと伝えましょう。
ワーカーは高い支払い手数料を払っているのですから、遠慮なく頼っていいのです。
余力があれば耐えきる!取引終了後は即ブロック
あなたに精神的な余裕がある場合は、いっそ相手のわがままに従うのも1つの方法です。


確かにわがままに従うということは、相手の思うつぼかも知れません。
ですが、下手に言い合って時間をロスするぐらいなら、パパっと対応したほうが案外早かったりもします。
もちろん、内容によりけりですが、妥協できそうな部分は妥協してしまいましょう。


基本的には良いクライアントがほとんど!
今回は悪質なクライアントさんの紹介がメインでしたが、勘違いしないで欲しいことがあります。
それは、モンスタークライアントというのは、ごく一部に過ぎないという事です。
今回の書き方だと、あたかもたくさんいるかのような言い方でしたが、悪質なクライアントさんと遭遇するのは稀です。
基本的には、良いクライアントさんがほとんど!
私がここまでWebライターとして活動を続けて来れたのも、良いクライアントさん達の支えがあってこそ。
ですから、今回の事例を見たからといって、クラウドソーシングに対して悲観する必要はありません。
ただ、「こんなクライアントさんもいますよ~。利用する際は気を付けてくださいね~。」という趣旨の元、当ページを作成いたしました。
何も知らないよりかは、知っておいたほうがお得ですからね(^^)b
まとめ
いかがでしたでしょうか。
では、今回お話した内容をもう一度おさらいしてまいりましょう。
- 既読やログイン経歴があるにも関わらず、全然返信をくれない人
- 相手から質問をしておきながら、返信したら無視するという自己中心的な態度を取る輩
- 数十ページにもおよぶマニュアルに細かいルールが延々と書かれている。少しでもマニュアルの内容に反すれば、即修正を要求してくる人
- 打ち合わせを行ったにも関わらず、納品後に全体的な修正を要求してくる人
- 自分のテイストに合わないと、細かい部分で永遠と修正を要求してくる人
- 自分から相談しておきながら、低単価で交渉を行ってくるブラック企業思考な人
- 質問の内容と全く関係のない回答を送ってくる。日本語が通じていない人
- 料金を払わずに契約破棄を要求するクズ中のクズ
- ミスした訳でもないのに、やたらと上から目線な言い方でアドバイス。
- あまりにも低単価で募集をかけるという、ワーカーを奴隷同然にしか見ていない王様気取りな人
- 夫婦喧嘩の八つ当たりをしてくる残念な人
- 無言購入禁止という絶対ルールを平気で無視する人
- キャンセルの受付は禁止という絶対ルールを平気で無視する人
- 大事な内容はプロフィールにきちんと記載
- 重要な内容は取引を行う前に必ず伝える
- 相手のプロフィールを見て仕事を受注するかを判断
- どうしても解決できない場合は、運営に相談してみる
- 相手との言い合いで時間を食う場合は、いっそわがままに従う。取引終了後はブロック
何だかんだモンスタークライアントは、ごく一部。クライアントさんのほとんどは良い人!
当ページを通じて、モンスタークライアントとの遭遇率が下がることを願うばかりです!
今回は以上です!


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