
フリーランスや副業の方など、仕事を獲得する際にランサーズやクラウドワークスをご利用になられる方も多いのではないでしょうか。
こういったクラウドソーシングサイトは、ワーカーやクライアントを問わず、不特定多数のユーザーが集まることから、比較的簡単に仕事を獲得できる傾向にあります。
また、仮払い機能なども付いているため、報酬未払いのトラブルを防ぐことにも繋がります。
そのため、初心者にも優しいサービスと言えるでしょう。
しかし、ランサーズやクラウドワークスには、あるデメリットが潜んでいます。

そう・・・システム手数料です。
ランサーズやクラウドワークスは共にシステム手数料が高いことで有名・・。
システム手数料は、以下の通りです。
- 20万円超の部分:報酬額の5%
- 10万円超20万円以下の部分:報酬額の10%
- 10万円以下の部分:報酬額の20%
- タスク形式の場合:報酬額の20%
例えば、1万円の案件だと手取りで得られる報酬は「8,000円」。本来の報酬の5分の1も取られてしまうのです。
いくらサービスが充実しているとはいえ、正直高いですよね。


ただ、ランサーズもクラウドワークスも直接契約に持っていく趣旨のやり取りを行うのは禁止しております。
例えば、メールアドレスを記載する・・などですね。
そのため、直接契約に持っていきたくても、持っていけないというのが現状です。
ですが・・・!
ある方法を用いれば、運営にバレることなく直接契約に持っていくことが可能です。
しかも、グレーゾーンにも入らない至ってクリーンなやり方です。
ですので、「手数料高いのイヤだから、直接契約に持っていきたい!」という方は、是非とも当ページをご覧になり、実践していただきたいです!
■目次
【裏技】ランサーズやクラウドワークスでの契約を直接契約に持っていく方法!
今からお話する方法は成功率も高く、至ってクリーンなやり方となります。ただ、実行される際は自己責任でお願いしますm(_ _)m
で、早速方法の解説をいたしますが、やり方は超簡単!
それは、「テキスト(Wordやメモ帳)を使って相手に伝える」ということです。
先ほども話した通り、サイト上のメッセージ欄で直接伝えようとすると、運営の規約に引っかかってしまいます。
しかし、Wordやメモ帳など、テキスト上に書かれた文章なら、運営も干渉できません。
ですので、直接契約のお話を持ちだす際は、テキスト上に詳細を記載して伝えるようにしましょう。
テンプレあり!直接契約に持っていくときのやり方を解説します!
方法を記載しましたが、これだけだと分かりづらいでしょう。
そういうわけで、テンプレを交えてやり方を丁寧に解説したいと思います。

内容の書き方!
まずは、テキストに詳細をまとめましょう。※テキストはメッセージ上に添付できるものなら、Wordでもメモ帳でも構いません。
テキストにまとめる文章は以下のような感じで大丈夫です!
〇〇様、いつもお世話になっております。この度は1つ相談があり、こちらにメッセージを送らせていただきました。相談の内容というのは、今後のやり取りについてです。これまでは、ランサーズ(クラウドワークス)でやり取りさせていただきましたが、今後は直接でのやり取りを検討しております。
理由としましては、システム手数料が高く発生してしまうからです。例えば、1万円の案件の場合、20%もの手数料が引かれ、手取りで得られる報酬は8,000円となります。恥ずかしい話にはなりますが、これほど手数料が引かれてしまうと、収入に大きく影響してくるというのが本音です。
そのため、〇〇様さえよろしければ、今後は直接契約という形でやり取りを希望したいのですが、いかがでしょうか??
私のわがままで誠に申し訳ないのですが、一度何卒ご検討いただけると幸いです。
また、ランサーズ(クラウドワークス)のメッセージ上でやり取りすると運営の規約に引っかかってしまいます。そのため、お手数にはなりますが、こちらの内容に関するご返信は下記連絡先までご連絡いただけると幸いです。
※連絡先記入(ご自身のメールアドレスやチャットワークのIDなど、連絡先を記入してください。)
何か不明な点がございましたら、お気軽に申し付けてください。
以上、よろしくお願いいたします。
ざっとこんな感じで大丈夫でしょう!
相談する際は、ストレートに「システム手数料がかかるから」と話して問題ありません。
要らないことを話してしまうと、逆に怪しまれる可能性があります。

ただ、普通に話すだけだと説得力に欠けますので、「システム手数料でどのくらい引かれるのか?」といった具体例があると共感してもらいやすいです!テンプレでは1万円を例に出しましたが、もちろん1万円以外でも問題ありません。
後はクライアントから連絡を頂くために、自分の連絡先はきちんと記載しておきましょう!
ランサーズ(クラウドワークス)上で話を持ち出す際は?
テキストで話すとはいっても、いきなりテキストを添付しても「何じゃこりゃ?」となるだけです。
テキストで詳細を伝えるにしても、まずは何かしら一言伝える必要があります。
テキストを添付する前の一言は、以下のような感じで伝えましょう!
〇〇様、いつもお世話になっております。少し別件になるのですが、メッセージ上で伝えると運営の規約に引っかかる恐れがありますので、資料を通してメッセージをお送りいたしました。詳しくは資料に書いてありますので、一度ご覧いただいてよろしいでしょうか?
お手数おかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
このような感じで前置きしておけば、相手も納得して資料に目を通してくれるでしょう!
直接契約の話を持ちだす際は一定の信頼関係を築いてから
この話を聞いて、早速「交渉してみよう!」という方もいるでしょう。
ただ、いきなり話を持ちだすのはおすすめしません。
なぜなら、信頼関係が築けていないからです。
信頼関係が築いていないと、相手も頼みごとを聞こうという気持ちになれません。
例えば、あなたも知らない人からいきなり「珈琲を飲みに行きませんか?」と聞かれても、普通なら断りますよねw
お人好しな方なら話は別ですが、クラウドソーシングでのやり取りはお互い顔が見えないので、いっそう警戒している人もいるでしょう。
そのため、せめて5回ぐらいはやり取りしてから、話を持ちだすようにしましょう。
ここで言う5回とは、メッセージでのやり取り回数ではなく、1案件ごとのやり取りを指します。
いいことばかりじゃない?直接契約のデメリット
ここまでは直接契約に持っていくやり方を解説しましたが、必ずしも直接契約がよいとは限りません。
デメリットも把握した上で、検討するようにしましょう。
運営の仲介がない
直接契約をするということは、基本的にワーカーとクライアント間のみでやり取りする形となります。
運営による仲介がなくなるので、料金の未払いなどといったトラブルが起きても、個人の力で解決する必要があります。

ランサーズやクラウドワークス上での実績がストップする
ランサーズやクラウドワークスは、仕事をこなしてきた分、プロフィールに実績数が表示されます。
しかし、この実績というのは、あくまでもサイト内限定です。
外部でのやり取りは反映されないので、直接契約を中心に活動される場合は、実績数がストップしてしまいます。
ランサーズには「認定ランサー」、クラウドワークスには「プロクラウドワーカー」といった肩書がございますが、これらは一定期間実績がないと、外されてしまいます。
直接契約に移行する場合、サイト内の実績に影響することを頭に入れておきましょう。
クライアントが嫌がる場合もある
交渉したものの、どのクライアントもOKしてくれるとは限りません。
中には直接契約を嫌う方もいるでしょう。
そうした場合、素直に諦めるか別のクライアントさんにお話を持ちかけるしかありません。
経費にできる額が少なくなる
ランサーズやクラウドワークスで発生するシステム手数料は、確定申告を行う際の経費にできます。
経費になれば、所得から差し引くことができるので、確定申告で発生する所得税を大幅に減らせます。

しかし、直接契約になればシステム手数料がなくなるので、その分経費にできる額が減ります。
もっとも、経費が減ることを差し置いても、直接契約のほうが収入は上がりますけどね(^^;
ただ、「こういうこともあるよ」というのを頭に入れて頂ければ幸いです。
※Webライター向けの内容ではありますが、経費については下記記事に詳しくまとめてあります。よろしければ、一度ご覧になってみてください。
まとめ
今回は、ランサーズやクラウドワークス上の契約を直接契約に持っていく方法を解説しました。
また、ランサーズやクラウドワークスと言っていますが、むろん他のクラウドソーシングサイトでもOKです!
システム手数料の高さに不満のある方は、是非とも今回お話した方法を実践していただけたらと思います!
直接契約になったら、思った以上に収入が上がってビックリするかもしれません(笑)
今回は以上です!


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