
- ライターの経費って、どこまで該当するんだろう??
- 間違えて税務署から通知が来ないか心配
- でも、なるべく節税して所得税を減らしたい
- 経費に上限はあるのかな?
今回は、こうした疑問や悩みが解決できる内容となっております。
というのも、私ヘラクレスも現役フリーライターとして活動しているから。
当然確定申告は経験した事ありますし、ライターの経費についても、ひと通り把握できております。
ですので、信ぴょう性のある記事だと思って頂いて大丈夫ですよ!
当ページをご覧になって頂ければ、あなたはライター活動における経費を把握でき、確定申告時の節税も可能となります!
当ページは、ライターさん向けに書いた記事となっております。その他の業種に関する経費はまとめていませんので、予めご了承ください。例:建築業の材料費、車両運搬具など。
■目次
経費とは?該当するものと該当しないものの違い
経費とは経営費用の略称で、事業を経営する際に発生する金額の事を言います。
例えば、「仕事をする際に使う材料」、「取引先との連絡に使う携帯電話(通信費)」、「取引先の打ち合わせ場所に行く際に発生する交通費」など。
このように、事業で発生する費用であれば、種類を問わず経費に該当します。
経費に該当しないもの
これは言葉の通り、仕事で使わないものの事を言います。
例えば、「休みの日にドライブして交通費が発生した」、「家族と食べに行って食事代が発生」、「夕飯の材料を買うために買い物をした」など。
これらは、どう見ても仕事とは関係ないですよね??
このように、仕事と関係ないものまで経費に含めた場合、税務署が調査をした際に引っかかる危険がございます。
「バレなきゃいい」と考える人もいるかも知れませんが、逆にバレたら絶対に後悔しますので、くれぐれもやらないように。
※ただし、食事に関しては取引先との接待など、一例もございます。詳しくは次の段落にて解説いたします。
ライターが経費にできるもの一覧!
ライターが経費にできるものは、以下の項目です。※かなり多いです。
- 仕事と関連ある物品の購入
- システム手数料(主にクラウドソーシングサイト)
- 通信費
- 水道光熱費
- 交通費
- 修繕費(物の修理)
- 仁造運賃(配送料)
- 交際費
- 外注費
- 地代家賃
では、1つずつ解説していきます。
仕事と関連性のある物品の購入
最初にもお話した通り、仕事と関連性のある物品であれば経費に該当します。
例えば、ライターの仕事だと「情報収集するために書籍を購入」、「仕事のスケジュールをまとめるためにメモ帳を買った」などといった事があると思いますが、これらは当然経費に含まれます。
他にも、マウスやペンなど、考えてみると結構出てきますよ(笑)
システム手数料(主にクラウドソーシングサイト)
システム手数料とは、サイトのシステムを利用する上で発生する手数料の事です。
ライター業なら主にクラウドソーシングが該当しますね。
例えば、ランサーズの場合、1万円の報酬があった際に20%の手数料が引かれる仕組みとなっています。
この例ですと、2,000円が引かれるという事ですね。

ただ、この2,000円は経費として成り立ちますので、所得税を減らせるという意味で考えればポジティブになれます。
クラウドソーシングのシステム手数料で、唯一のメリットと言っても良いでしょう(笑)
通信費
通信費は、電話やインターネットなどの通信利用で発生する金額の事です。
ライターならインターネットは絶対使うでしょうから、経費に入れられるのではないでしょうか。
電話においてもクライアントと通話する事があれば、経費に入れられます。

水道光熱費
水道光熱費は、ガス代・電気代・水道代の事を指します。
ライターは基本的に家(事業所)で作業する事がほとんどなので、これらも差し引けますね(^w^)
交通費
交通費に関しては言うまでもないでしょう。
電車賃から高速道路の料金、ガソリン代などが該当します。
クライアントとの打ち合わせや接待があった際に、交通費が発生していれば経費に入ります!
修繕費
修繕費は、物を修理したときに発生した金額の事です。要するに修理費ですねww
ライターなら、パソコンの故障などが該当するでしょう。
自分で直そうが修理業者に依頼しようが、経費にカウントされます。
仁造運賃
仁造運賃って聞くと難しい感じがしますが、これは要するに配送料の事です(笑)
Amazonや楽天市場など、主に通販サイトで買い物した時に発生します。
ただ、送料が適用されるのは、もちろん事業に関係する物品を購入した場合のみ。
また、ここでは敢えて仁造運賃と分けて記載しましたが、実際は物品購入とセットになる事がほとんどです
交際費
交際費とは、取引先相手との交流をした際に発生した金額の事です。
主に食事や飲み会、お中元やお歳暮などの差し入れが該当します。


後、勘違いが無いように言っておきますけど、交際とはいってもデートのほうじゃないのでww
外注費
外注費、外注を行った際に発生した費用の事です。
ライターは基本的に個人でやる仕事なので、あまりない話ですが、ゼロとは限らないので記載しておきました。
今後、何かしらの理由で外注を行う予定のある方は、覚えておいてもらえたら嬉しいです。
地代家賃
地代家賃は、家賃の事です。
家の家賃や事務所(借りている人のみ)はもちろん、駐車場料金も含まれます。
その他ライターとの関連のあるもの
ここではメジャーな例を挙げましたが、他にも事業と関係のある物であれば経費に含まれます。
中には線引きが必要なケースもございますが、どうしても心配な方は税務署や税理士さんに確認するのもOKです。
とにかく節税できればこれに越した事はないので、気になったものはどんどんピックアップしておきましょう。
経費で落とせるものに上限はあるのか?
結論を申し上げますと、経費で落とせる範囲に上限はありません。
極端な話、年収200万円の人でも年間100万円以上の経費があれば、確定申告時にその金額分を差し引く事ができます。
逆も然りで、年収1,000万円の人が年間10万円の経費しか発生しなければ、当然10万円の分しか差し引く事ができません。
いずれにせよ、覚えておいてほしいのは・・・
「いくら稼いだら、これだけの経費が認められる」とかではなく、あくまでも事業で必要になった出費を計上する事になるわけです。
ですから、年収や出費額が云々で気にする必要は全くございませんので、ご安心ください。

経費で落とす際に注意すべきこと
ここでもう1つ説明しておきたいのは、経費で落とす際に注意すべき点です。
闇雲に何でもかんでも経費にしたものの、税務署からの注意を受けて痛い目を見る危険がございます。
ここでは2つのポイントをまとめましたので、頭に入れておいてもらえると嬉しいです。
按分(あんぶん)を意識して計上する
按分とは、基準となる数量に比例した割合で物を割り振る事を言います。
例:1万円を3,000円、7,000円に振り分ける・・・という感じでしょうか。
ライターの仕事の場合、水道光熱費や通信費も経費にできると解説させて頂きました。
しかし、電気でもインターネットでも、当然日常生活で使う事もある訳ですから、全額当てはめる事はできません。
※中には全額計上する人もいますが、万が一の事も考えられるので、計上される際は自己責任でお願いします。
具体的に、どう配分すればいいの?
では、実際どのように配分を行うかですが、明確な答えはありません。
ただ、1つだけ言うのであれば、自分自身の仕事量に合わせて調整するのがメジャーなやり方です。
例えば、1日8時間仕事をした場合、24時間の3分の1で割るという感じですね。
ですから、電気代が月額9,000円なら、経費に計上するのは3,000円・・・といったところでしょうか。
正直、この辺は本当に自分の匙加減となってしまうのですが、多すぎでもなく少なすぎでもなく、バランスを意識


ちなみに、私ヘラクレスは父親が家主になるので、水道光熱費やインターネット料金は経費にカウントしておりません(苦笑)
というより、できないww
もっとも、私は低年収の雑魚ライターなので水道光熱費や通信費を経費計上しなくても、そんなに所得税は発生しません(苦笑)
まあ、クラウドソーシングのえげつない手数料が一番の理由とも言えますがww
領収書は必ず取っておく
数百円程度の買い物であっても、領収書は必ず取っておきましょう。
仮に税務署から調査が入った際に、証拠資料として説明ができます。
証拠資料が無いと、最悪理不尽な言いがかりを付けられて税金を増額される可能性がございます。
また、手早く準備ができるように、ファイリングをするなどしてきちんとまとめておきましょう。

まとめ
こういった税金関連は結構複雑でもあるので、最初は色々混乱してしまうでしょう・・・。
私も当初は分からない事だらけでしたw
ですが、一度覚えてしまえば、そんなに難しい事ではありません。


焦らずゆっくりで良いので、「どんなものが経費に該当するのか?」をきちんと把握していきましょう。
それに分からない事があるようでしたら、こちらにコメントを送って頂ければアドバイスいたしますので、お気軽にご相談ください。※お金とかは一切取りません!
では、今回はこの辺で締めくくりたいと思います。

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