
ライティング能力を証明する資格の1つとして「Webライティング技能検定」が挙げられますが、意外に手強い試験としても有名です。
ですから、中には・・・
- Webライティング技能検定の試験を受ける予定だけど、どのように勉強すればいいか分からない。
- 試験に挑戦したけど落ちてしまった。次こそ受かりたいけど、次も落ちる気がしてならない。
こういった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
Webライティング技能検定の試験は、四択問題50問とライティングの実技問題4問と合計54問あります。
合格するには、四択問題も実技問題もきちんと理解して解いていく必要があるのですが、「どう勉強すれば試験に合格できるのか?」ですよね。


そういうわけで今回は、Webライティング技能検定の試験に一発で合格した私が実践したオススメの勉強法をご紹介したいと思います。
当ページをご覧になって頂くことで、あなたが試験に合格する確率はグーンと上がること間違いなしです。
※Webライティング技能検定に関する概要は、下記記事に詳しく書いてあります。
■目次
合格者直伝!Webライティング技能検定の試験を攻略~四択問題編~
まずは、四択問題の攻略法から解説していきたいと思います。
四択問題とは言うまでもなく、「ア.イ.ウ.エ」のいずれかから正しい回答を選んで解いていく問題形式の事ですね。
そして、いきなり結論を申し上げますと、四択問題の攻略法は至ってシンプル。
「何回もテキストを読み直して、問題集もひたすら繰り返す」
この一点に付きます。




どういうことかと言いますと、四択問題の出題範囲というのは、基礎編・実践編の問題集に書かれている四択問題がそのまま出題されます。
四字熟語関係で一部問題集には載っていない問題もありますけど、多くて2~3問程度です。
それに、四字熟語ならネットを使って調べられるので、間違える心配もありません。




ですから、基本的には問題集を丸暗記するつもりで勉強していく形となります。
問題集を何回も解き直せば嫌でも頭に入るので、ひたすら勉強していきましょう。
テキストのページ数も、そんなに多くはないため、2週間~1ヶ月勉強すれば十分に覚えられます。
模擬試験は必ず受けておく
四択問題を勉強する上で、もう1つコツを教えるのであれば、模擬試験を受けておくという事です。
Webライティング技能検定の受講者は、オンライン試験システムより模擬試験を3回まで受けることができます。
模擬試験で出題されるのは四択問題のみとなりますが、模擬試験なら終了後に点数と解答を教えてくれますので、間違えた部分を見直しできます。
そのため、必ず受けておきましょう。






模擬試験は解答を送信することで終了するのですが、ここで解答を送信せずにブラウザを落としてしまえば、その分はカウントされません。
つまり、何回でも試験を受けられるという事です(笑)
しかも、模擬試験は受けるたびに出題される問題が変わりますので、この方法を使えば色々な出題パターンを練習できます。


ただし、ブラウザを落とした場合、採点は行われないため点数と解答は分かりません。
ですから、悪魔でも問題を解くスピードを上げるためだけの練習方法に過ぎないですね(^^;
答えを知りたい場合は、テキストや問題集を確認して自力で見つけるしかありません。
四択問題は10分~15分ほどで全部解いてしまおう
テストの時間は90分。限られた時間の中で実技問題まで解いていく必要があるため、四択問題は1分1秒でも早く終わらせておきたいところ。
私も四択問題は15分程度で終わらせましたが、それでも実技問題はギリギリでした。
見直しする暇なんてありませんでした。


とにかく時間に余裕がないと色々とバタバタしてしまいます。
そのため、問題を見た瞬間に解答できるほどのスピード力を手に入れておく必要があります。
そうすることで、10分~15分程度で、四択問題は終わらせられるようになります!
合格者直伝!Webライティング技能検定の試験を攻略~ライティング実技編~
今度は、ライティング実技問題の解説をいたします。
四択問題の攻略法は至ってシンプルだったわけですが、問題はライティングの実技問題です。
というより、ここで一番つまずくかと思います。




実技問題は四択問題のように問題集からそのまま出るのではなく、ありとあらゆるジャンルからランダムに出題されます。
例えば、「料理について200字~300字内に書いてください」、「スポーツについて200字~300字以内に書いてください」などといった感じですね。
ですから、実技問題を攻略するには、ライティング能力を鍛えることに加え、あらゆるジャンルに対応できる連想力も必要となってきます。
ここでは、ライティングの実技問題を勉強していく上でのコツを紹介いたします。
①連想力を鍛える
先ほども話した通り、実技問題はランダム出題なので、どんなジャンルに対しても即座に対応できる連想力を鍛えておく必要があります。
ここで言う連想力とは、「バナナといえば黄色、果物、皮」、「チョコレートといえばスイーツ、茶色、甘い」といった感じに、1つのワードから、様々な共通点を連想させていく能力を指します。


ここだけの例で見ると案外簡単そうに思えるかも知れませんが、いざやろうとすると頭の中が真っ白になったかのように中々思い浮かばなかったりします。
そのため、1つのワードで20~30の共通点を連想できるほどの連想力を鍛えておくようにしましょう。
ただ、問題なのは「連想力をどう鍛えるの?」ですよね。
そこで役に立つのがWebライティング技能検定の教材の1つとして付属されている「ISV練習法」です。
※ISV練習法とは、下記のような資料ですね。


※画像は私が持っているのを撮影したものです。
既に見られている方もいるかと思いますが、こちらは連想力を鍛えるために作られた資料となっています。
約40ページ程ですが、連想力を鍛える方法が分かりやすく書いてありますので、基礎編・実践編のテキストだけではなく、こちらの方にもしっかりと目を通しておきましょう。
②過去問をひたすら解く
私が実践した2つ目の方法は、過去問をひたすら解くという事です。
日本クラウドソーシング検定協会では、過去に出題したライティング問題を全て公開しています。※四択問題は非公表
ですので、公式ページから問題文だけをコピーして、Wordやメモ帳で練習ができるという訳です。
結局のところ根性論にはなってしまうのですが、実技に慣れるには実践方式で練習していくしかありません。
料理でもスポーツでも練習を重ねることで上達するように、ライティングも練習による積み重ねが大事になってきます。


確かに実技問題には明確な答えがありません。
しかし、今から紹介する2つの方法を用いれば、自分の書いた文章が試験の合格基準に満たされているかをチェックできます。
解答速報を見る
日本クラウドソーシングのホームページには、過去問に加え、解答速報も公開されています。


答えではないのですが、受験者の中で優秀な解答があった場合、協会側が「模範解答」として載せてくれるのです。
とはいえ、協会が認めた解答になるわけですから、答え合わせとして見る分にも問題ないでしょう。
模範解答は1問に付き3つ程ですが、これらと照らし合わせることで、自分の文章が試験の採点基準を満たせているかが大体分かります。
ちなみに、少し自慢になりますが、私も2問ほど模範解答として載せてもらいました(^^)v
あなたも模範解答に載せてもらうぐらいの勢いで、試験に臨んでいきましょう!
解答速報は下記ページからご覧になれます。
また、問題のコピーも、このページから可能です!
本試験の総評を見る
解答速報に並んで、もう1つ公開されているのが「本試験の総評」です。
総評は模範解答とは逆に、「この文章は、同じ文末表現が繰り返されて使われている」、「指定されたキーワードが使われていない」など、ミスがあった箇所を抜粋してフィードバックを行ったものを公開しています。
一例を紹介しますと、、、
「日本国内では同時に使える加湿空気清浄機の人気です。」
上記解答例では、助詞の使い方に誤りがあります。
【修正例5】
「日本国内では同時に使える加湿空気清浄機が人気です。」記修正例では、文意を鑑みて助詞を修正いたしました。助詞の使い方を誤ると、本来伝えたい内容が上手く読者に伝わらなくなってしまうので注意しましょう。
また一度作成した文章は見直しを行うことをおすすめいたします。見直しを行うことで誤字脱字だけでなく、文章が不自然になっていないかなどを確認することもできます。
このように、ミスを指摘してくれた上で、正しい書き方も記載してくれています。


答え合わせするときは、模範解答と本試験の総評をセットで見ていくと良いでしょう。
本試験の総評は、下記ページよりご覧になれます。
③綺麗な文章を書くことだけを意識すればいい
試験の採点基準は文章の内容よりも、文法や指定ルールを守れているかを重視します。
例えば、「スポーツについて200~300字で書いてください」というお題なら、「スポーツがもたらすメリット」や「筋トレにおすすめのスポーツ」など、スポーツに関係する内容なら何だっていいのです。
そのため、お題についてはあまり深く受け止めずに、綺麗な文章に仕上げることに重点を置いて頂けたらと思います。






ただし、スポーツというお題に対して「料理のやり方を解説」や「クリスマスの起源を解説」など、極端にテーマから逸れた内容は採点不可とみなされますので気を付けてくださいね。
さすがに、こういったミスはしないかと思いますが(^^;
落とされる!?試験でやってはいけないこと
試験攻略の仕方は分かっても、もったいない部分で不合格に繋がってしまう恐れがあります。
それは、検定協会が定めた減点対象となるミスをしてしまう事です。
例えば、「~です。~です。~です。」と同じ文末表現が繰り返されていたり、「1文が80字以上」と凄く長かったり・・・。
他にも問題で指定されていたキーワードが使われていなかったり、指定の文字に達していなかったりなど、問題の指定そのものを守っていないと、大幅な減点をくらってしまいます。
ですので、合格のコツ以前に、協会が定めるルールは必ず守るようにしましょう。
また、ここで紹介した減点対象は一例に過ぎません。
細かい採点基準は、下記公式ページより一度ご確認ください。
デマに惑わされないで!試験は結構難しいです
ネット上では、よく「Webライティング技能検定なんて楽勝」、「こんな試験余裕で満点取れる」といった意見を見かけますが、全然そんな事ありません。
私もライターとしてある程度の経験を積んできましたが、正直今でも「あの試験は難しかった」と思うぐらいです。
実際、日本クラウドソーシング検定協会では、これまでの試験結果から合格率は「48.4%」と算出。
合格率は半分にも達してない事が分かります。
決められた時間の中で4問のライティング実技・・・これはマジで練習を積まないと落ちます。
私はライティングの練習をしまくったので、何とか一発合格できましたが、決して簡単ではありませんでした。
ですから、ネット上で「こんな試験に落ちる奴は、ライターでやっていく資格は無し」みたいな意見があっても無視しちゃってください。
心ない意見に耳を傾ける必要はありません。
それに、これらの意見を言っている人達というのは、決まってWebライティング技能検定を批判している人達です。
大体試験の点数は非公開なのですから、満点かどうかなんて分かるはずがありません。
そもそも試験を受けているのかどうかすら怪しいですし・・・。
Webライティング技能検定の試験に合格するための勉強法まとめ
いかがでしたでしょうか。
最後に今回お話したポイントをもう一度おさらいしていきたいと思います。
- 四択問題は、テキスト・問題集からそのまま出題されるため、暗記するつもりで勉強する。
- 模擬試験は必ず受けておく
- 模擬試験は3回までしか受けられないが、試験中にブラウザを落とせばその分はカウントされない。つまり、何回でも受けられる
- 付属資料「ISV練習法」を使って連想力を鍛える
- 過去問をひたすら解いて練習する。過去問は公式ページよりコピペが可能
- 過去問を解いた後は、公式ページに載っている「解答速報」と「本試験の総評」で大まかな答え合わせはできる
- ライティング試験の採点は、内容よりも文法や指定ルールを守れているかを重視する。
Webライティング技能検定は、いかに練習を重ねてライティングに慣れているかが試験合格の鍵となってきます。
ライティングに慣れるには多少の時間が掛かりますが、練習を重ねていけば必ず上達します。
それは、私が保証します。
なぜなら、私も同じやり方で勉強をして合格を掴み取ることができたからです。
ですので、あなたもライティングに慣れることを目標として勉強に取り組んで頂けたらと思います。
それにWebライティング技能検定の試験は毎月行われるため、急いで受ける必要はありません。
あなたのペースで勉強を進め、自分自身「ライティング能力に自信が付いた!」と思われたときこそ、受験されるのがベストではないでしょうか。


今回は以上です!


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