


アニメ・漫画が世に流行したことで、今やコスプレイベントは娯楽の1つと言っても過言ではありません。
コスプレイヤーさんもカメコさんも、イベント当日は張り切るのではないでしょうか。


カメコ=カメラ小僧の略語で、コスプレイベントなどで撮影を目的として訪れている男性(主に若い人)を意味する言葉です。
そして、カメコさんの中には「よっしゃーーー!!!新しく手に入れたカメラでコスプレイヤーさんを撮影しまくってやるーーー!!!」っていうぐらい張り切っている方もいるかと思います。
ところが、いざ会場に到着すると・・・
「うう・・・緊張してコスプレイヤーさんに話しかけられない(汗)こりゃ無理ゲーだ(白目)」
結果、ほとんど撮影ができずに、諦めてしまったという苦い経験をされた方も少なくはないかと思います。
というより、カメコさん初心者あるあるかと思います(^^;
実際、会場に到着するとマジで緊張します。自分がミジンコ以下の存在なんじゃないか?と思うぐらい緊張します←なぜミジンコw


でも、撮影を楽しむためにわざわざイベント会場までやって来たのに、ほとんど撮影できずに終わってしまうのは何だか寂しいですよね。
コスプレのイベントによっては高い料金が発生することもありますし・・・。
「お金はかかるし、レイヤーに声を掛けることすらできない」
そうなると、「自分にはコスプレの撮影は向いていないんじゃないか・・・?」、と悲観的になってしまうでしょう。
しかーし、諦めるのは早いですよ!
なぜなら、今回の記事でお話する内容を頭に入れて頂くことで、カメコ初心者(主に人見知り)の方であっても、レイヤーさんに話しかけるためのテクニックを習得できるからです。
ですので、コスプレイヤーさんに話しかけるのが苦手な方は、ぜひ読んでいって欲しいです。
「コミュ障」、「バカ」、「無駄にプライドが高い」
・・・という負の三冠を獲得した私が直伝する方法にございます。

■目次
【結論】一番必要なのは気合です
いきなり結論を申し上げますと、コスプレイヤーさんに話しかける一番の方法・・・
それは、あなた自身の「気合」です。
・ ・ ・ ・ ・ ・
「ふざけるなこのヤローーー!!!それができればこっちは苦労しねぇんだよ(怒)」
はい、すみません・・・。
しかし、結局は精神論になってしまいます。
人と話すには、あなた自身が気合を持って臨むしかありません。


確かに最終的な結論は、あなた自身の気合となってきます。
しかし、その気合を注入するための方法は至ってシンプルかつ簡単なのです。
なぜなら、あなた自身が抱えている、その考え方を変えてしまえばいいのですから。




コミュ障なカメコでもコスプレイヤーに話しかけられるようになるためのマインドセット
恐らくあなたは、ここまで「どうすればレイヤーさんに話しかけられるようになるのか?」とばかり考えられていたかと思います。
ですが、このように考えてみませんか?
「なぜ、コスプレイヤーさんに話しかけることができないのか??」
この質問をすると、「恥ずかしいから」、「緊張して近づけない」といった風に思うのではないでしょうか。
しかし、もっと深堀してみてください。
あなた自身が恥ずかしいと思うのはなぜなのか??

例えば、私の場合ですと、
- 相手が何か思っているんじゃないのか?
- 私がコスプレイヤーさんに話しかけることで、嫌な顔をされるのではないか?
- 初心者カメコさんは相手してくれないのではないか?
上記は一例に過ぎませんが、私は勝手にこんな事を考えていました。
「自分が相手に近づく事で、自分に嫌な事でも起きるのではないか?」
ありもしない事を勝手に考えたせいで緊張してしまい、思うように話しかけることができなかったのです。
しかし、色々考えてみた挙げ句、自分の考えがいかにバカバカしいものかを実感し、同時にポジティブ(現実的)な考えを持てるようになりました。
ここからは、あなたの考え方が変わるためのマインドセットを伝授していきたいと思います。
①コスプレイベントの最大の目的は?そもそも相手はあなたの事を気にしない
まず、1つ目のマインドセットですが、相手はあなたの事を何も気にしないという事です。
何も気にしないって言うと少しおかしな言い方になるのですが、相手はいちいちあなたの事を気にしたりはしません。
なぜなら、コスプレイベントというのは、恋愛や出会いを目的としたイベントではないからです。
これが合コンとかお見合いパーティーなら話は別ですが、少なからずコスプレイベントは該当しませんよね。
※例えば、カメコ同士、コスプレイヤー同士といった感じに、共通の仲間を作るという意味での出会いはあるかも知れませんが(^^;
そして、あなたもご自身の容姿を見せびらかすためではなく、コスプレイヤーさんを撮影するために、会場に足を運んでいるはずです。
それなのに、自分の容姿を気にするって何か矛盾していませんか??
そりゃ人間感情があるので、心の中で何か思っている人もいるかも知れません。
しかし、思ったとしてもほんの一時的で、次のカメラマンを対応しているときには忘れていることがほとんどです。
何よりあなたに直接言ってくることはありません。
もし、言ってくるようでしたら、それはただの非常識な人間です。※褒め言葉なら話は別ですがw
②コスプレイヤーさんは撮影してほしいからイベントに参加している
カメコさんがコスプレイヤーさんを撮影するために参加するのと同じで、レイヤーさんも基本的に撮影してもらうことを目的としてイベントに参加しております。

最近では時代が進化し、スマートフォンという便利なアイテムのおかげで、自撮り撮影も簡単に行えます。


しかし、やはり自撮りで行うのと人から撮ってもらうのとでは異なってきます。
だからこそ、イベントに参加してカメラマンに撮影してもらうわけなんですね。
撮影してもらうことが目的なのに、撮影を嫌がるってこれまた矛盾していますよね。
私もこれまで何人かのコスプレイヤーさんを撮影させて頂きましたが、ほぼ全員の方が快く承認してくださっています。

いずれにせよ、あなたがコスプレイヤーさんに話しかけたからといって、余ほどの事でない限り嫌がられる事はありませんので、ご安心ください。
なぜなら、レイヤーさんも撮影してもらうことが目的だからです。←ここ重要
③相手も意外と緊張している
あなたは自分ばかりが緊張しているとは思っていませんか?
しかし、緊張しているのは相手も同じです。
もちろん全員が全員とは限りませんが、相手から見てもあなたとは初対面の人になるわけです。
ですから、多くの人は緊張するのが普通なんですね。

「緊張しているのは自分だけじゃない」
こう考えれば多少気持ちが軽くなりますよ(^^)
④初心者カメコさんが駄目だなんていうことはない
「自分は初心者だから・・・」、と気まずくなってしまう人もいますが、その心配も無用です。
これまた考えてみてください。
イベントというのは、経験実力問わず様々なスペックの人達が集まるわけです。
これはカメコとかレイヤーとか関係無しにです。
コスプレイヤーさんだって、ほとんどの方はそれを分かった上で参加しています。
ですから、カメコ初心者に声を掛けられても、95%以上のレイヤーさんは快く撮影を承諾してくれます。
というより、それ以前に初対面なのですから、相手はあなたが初心者とか上級者とかも知るはずがありません。
仮にプロのカメラマンに撮影してもらいたいと考えているレイヤーさんは、イベントに参加するよりも個撮で依頼される場合がほとんど。
ですから、「自分は初心者だから・・・」、と気を落とさず自信を持って話しかけてください。
何だかんだ精神論以外にも!どうしても気合じゃ乗り切れない場合は??
いかがでしょうか。
ここまでの説明を聞いて、あなたの考え方は変わりましたでしょうか??
「もう大丈夫だ!これで自信を持って撮影に臨める!最早お前のクソブログに用はない!」
こういった方は、既にマインドセットは整っておりますので、このページを閉じて頂いて構いません。
あなたの撮影が無事にいくことを願っております!
しかし・・・
「やっぱり無理・・・。マインドセット以外に何か方法はないの??」
・・・といった方もいるのではないでしょうか。

マインドセットだけじゃ厳しいという方は、今から紹介する3つの方法を実践してみてください。
「それなら最初から方法を紹介しろや!」と思われるかも知れませんが、個人的にはマインドセットのほうがおすすめです(^^;
友人や知人を誘う
あなたの友人や知人でコスプレのイベントに興味があるという方がいれば、誘ってみることをおすすめいたします。
人というのは1人だと緊張しても、2人なら案外緊張しないというケースが多かったりします。
ですので、1人が苦手な方は、ぜひ知人を誘ってイベントに参加しましょう。
SNSで事前にコスプレイヤーをフォローして挨拶する
あなたはTwitterやインスタグラムなどのSNSをやられているでしょうか?
SNSをやられているようでしたら、活用しないという手はありません。
当日、いきなり話すのは緊張してしまうという方は、SNS上で事前に挨拶を行っておくのも1つの手です。

はい、それがあるんです!


今から紹介する方法は、Twitterでのやり方になるのですが、成功率はほぼ100%です!

はい、その方法というのが検索機能を使う事です。
Twitterにはキーワードで検索する機能があるのですが、検索欄にキーワードを打ち込むことで、そのキーワードが含まれたツイートやハッシュタグ、ユーザーのHN(名前)が表示されます。
ですから、コスプレイベントで検索を行った場合、「コスプレイベント」と書かれたツイートやハッシュタグ、ユーザー名が表示されるという感じですね。


先ほど例に出した「コスプレイベント」というのはあくまでも一例に過ぎません。
しかし、コスプレイベントには当然イベント名というものがあります。
例えば、名古屋で行われる有名なコスプレイベントだと「ホココス」や「コミライ(コミックライブ)」などですね。
そして、コスプレイヤーさんの中には、HNの後ろにイベント名+月日を付ける方が案外多いのです。
ホココスを例に用いりますと、「ヘラクレス@xx/xx(実際は月日) ホココス」、といった感じですね。


事前にこういった形で知らせておけば、イベント当日も人から見つけてもらいやすくなります。


検索機能の使い方
Twitterのアカウントをお持ちの方は、ご存知かと思いますが、これからアカウントを開設するという人向けに説明させて頂きます。
まずは、PC版!

※上記画像はマイアカウント(PC)です。
青で囲まれている虫眼鏡のマークがありますが、PC版はそこから検索ワードを入力します。
では、次スマホ(タブレット)!

※上記画像はタブレットのものになるので、ひょっとしたらスマホ版と多少違うかも知れません。
ただ、やり方は基本的に同じで、左端の上から3番目に虫眼鏡マークが付いており、そこから検索を行うだけです。青で囲まれている箇所です!
そして、気になるレイヤーさんがいましたら、フォローして一言メッセージを送ってあげると良いでしょう!



緊張緩和?戦隊モノやロボットなど顔出ししていないレイヤーさんから撮影していく
コスプレとはいっても、色々な種類があるのですが、その中には戦隊モノやロボット、着ぐるみ型のコスをされている方もいます。
そして、これらのコスは、基本的に顔が隠れております。
戦隊モノは仮面、ロボット・着ぐるみ型はそのままの通りです。

加えて、人間という生き物は、物事が一度成功すると自信が付きやすいもの。
1人の撮影が上手くいけば、その後自然と自信が付き、他のレイヤーさんにも話しかけられるようになります。※少なからず私がそのタイプですww
そのため、顔出しされているレイヤーさんに話しかけるのがどうしても緊張してしまう方は、まず顔出ししていないレイヤーさんから撮影してみると良いでしょう。
最初は何て話しかければいい?
ここまでは、レイヤーさんに話しかけるためのマインドセット・方法を解説してきましたが、いざ話しかける際、「何て話しかければいいの?」ですよね。
ですが、そこは深く考えなくても大丈夫です。
最初の一声は普通に「すみません、今お時間よろしいでしょうか?」あるいは「すみません、撮影させて頂きたいのですが、よろしいでしょうか?」などといった感じで問題ありません。
初対面の人に話しかけるということで、「すみません」の一言で始めれば基本的に相手は反応してくれます。
反応がない場合は、多分聞こえていないのかと思われます。
コスプレ会場は結構賑わっているので、周囲の雑音で中々声が聞き取りにくいことがあります。


「こんな奴、自分のカメラで撮影する価値にも値しない!もっといいレイヤーさんを見つけてやるからな!このバカヤローーーが!!!」
こんな感じにでも思っておけば、気を落とさずモチベーションを保っておけますw←無茶苦茶な
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、カメコ初心者(主にコミュ障の方向け)がコスプレイベントにおいて、コスプレイヤーさんに話しかけるためのテクニックを解説いたしました。
マインドセットからちょっとした方法まで解説させて頂きましたが、あなたのお役に立つことはできたでしょうか?
お役に立つにかどうかは別として、今回私がこのような記事を挙げた理由は、自分も同じく苦い経験をしたからです。
かつての自分が味わった経験をされている方の助けになりたい・・・。
その一心で書かせて頂きましたm(_ _)m
では、最後にもう一度おさらいしていきましょう。
- カメコにおけるコスプレイベントの最大の目的は撮影を行うことだから、自分の容姿や相手が思っている事を気にする必要は全くない。
- コスプレイヤーさんの目的も基本的には撮影してもらうこと。したがって、撮影は誰でも大歓迎。
- 初対面なのはお互い様だから、相手も緊張している場合が多い。
- カメコの経歴や実力を気にする必要はない。レイヤーさんが上級カメラマンさんに撮影してもらいたい場合、個撮で依頼するケースが多い。
- 1人よりも2人。友人や知人を誘って同行してもらう。
- SNS(Twitter)で事前に、気になるレイヤーさんをフォローして挨拶周りをする。
- 戦隊モノやロボット、着ぐるみ系など、顔の見えないコスプレイヤーさんなら緊張を多少抑えられる。そして、撮影を行い自信を付けていく。
話しかける際の最初の一言は、「すみません、撮影させて頂いてもよろしいでしょうか?」でOK!
今回は以上です。この記事があなたのお役に立てば幸いです。

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